- 美濃焼とは・・・
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美濃焼は、日本でもっとも生産量が多い陶磁器であり、国内シェアの約60%を占めています。その歴史は古く、約1300年以上にもなりますが、常に新感覚を取り入れることで、古き良き伝統は継承しつつ、現代の暮らしに寄り添うように多種多様なデザインを生み出しているのが特徴です。
特徴がないことが特徴といわれており、数ある産地の中でもバラエティ豊富な器があるのが魅力です。
- 産地について
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岐阜県東部の多治見市、土岐市、瑞浪市で主に作られています。伝統的なものから洋食器やタイルなど、様々な窯元が集まっています。安土桃山時代には茶道具、江戸時代には青磁や白磁の日常雑器が盛んに生産され、大正時代にはタイルの生産も始まりました。
時代とともに、常に最先端を走ってきた美濃焼は、新しい技術と伝統が途切れることなく受け継がれてきた産地です。